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06月21日-委員長報告、質疑、討論、採決-06号

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  1. 日光市議会 2019-06-21
    06月21日-委員長報告、質疑、討論、採決-06号


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    最終取得日: 2021-09-22
    令和 元年  6月定例会            令和元年6月日光市議会定例会議 事 日 程 (第6号)                             令和元年6月21日(金)午前10時開議日程第1 議案第60号、議案第61号、議案第66号及び議案第68号について日程第2 議案第62号、議案第64号及び議案第65号について日程第3 議案第63号について日程第4 議案第69号について日程第5 陳情第2号について日程第6 議員議案第4号について日程第7 会議録署名議員の指名について出席議員(24名)     1番   青  田  兆  史         2番   亀  井  崇  幸     3番   荒  川  礼  子         4番   山  越  一  治     5番   和  田  公  伸         6番   斎  藤  久  幸     7番   粉  川  昭  一         8番   福  田  悦  子     9番   阿  部  和  子        10番   佐  藤  和  之    11番   齋  藤  文  明        12番   筒  井     巌    13番   田  村  耕  作        14番   伊  澤  正  男    15番   齊  藤  正  三        16番   斎  藤  伸  幸    17番   福  田  道  夫        18番   瀬  高  哲  雄    19番   山  越  梯  一        20番   生  井  一  郎    21番   小 久 保  光  雄        22番   川  村  寿  利    23番   大  島     浩        24番   三  好  國  章欠席議員(なし)                                              地方自治法第121条の規定による出席要求によって出席した者の職氏名  市   長   大  嶋  一  生      副 市 長   上  中  哲  也  教 育 長   齋  藤  孝  雄      企 画 総務   近  藤     好                          部   長  財 務 部長   安  西  義  治      地 域 振興   鈴  木  伊  之                          部   長  市 民 環境   石  川  良  則      健 康 福祉   矢  嶋  尚  登  部   長                   部   長  観 光 経済   田  中  宏  充      建 設 部長   北  山  誠  司  部   長  上 下 水道   鈴  木  秀  一      会計管理者   井  澤  雷  二  部   長  教 育 次長   川  田  盛  雄      選 挙 管理   鶴  見  英  明                          委 員 会                          事 務 局長  消 防 長   斎  藤  信  義      総 務 課長   神  保  卓  也                                              本会議に出席した事務局職員  事 務 局長   江  藤     隆      議 事 課長   和  気  一  夫 △開議の宣告 ○斎藤伸幸議長 ただいまの出席議員24名であります。  これより本日の会議を開きます。                                      (午前10時00分) △諸般の報告 ○斎藤伸幸議長 諸般の報告を行います。  市長から一般財団法人日光農業公社一般財団法人日光公共施設振興公社、公益財団法人小杉放菴記念日光美術館、鬼怒川・川治温泉観光開発株式会社及び株式会社オアシス今市事業報告及び事業計画等がそれぞれ提出されております。この内容は、お手元に配付のとおりであります。  なお、それぞれの事業内容等につきましては、後日研修会を予定しておりますので、ご了承願います。 △日程の追加 ○斎藤伸幸議長 次に、追加案件について議会運営委員会が開催されましたので、その結果について報告を求めます。  議会運営委員長。                 〔小久保光雄議会運営委員長登壇〕 ◎小久保光雄議会運営委員長 去る6月13日に開催いたしました議会運営委員会の結果についてご報告申し上げます。  追加案件につきましては、議員議案第4号についての1件であります。お手元に配付の議事日程に記載のとおり、当初予定されておりました日程第5の次に日程第6、議員議案第4号を追加し、当初予定した日程第6を日程第7に繰り下げるものです。  各員のご協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の結果報告といたします。 ○斎藤伸幸議長 お諮りいたします。  ただいまの委員長報告のとおり、議員議案第4号についてを本日の日程に追加し、審議することにご異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○斎藤伸幸議長 ご異議なしと認めます。  よって、議員議案第4号については本日の日程に追加して審議することに決まりました。 △議事日程の報告 ○斎藤伸幸議長 本日の議事日程について、事務局長に朗読させます。 ◎江藤隆事務局長 議事日程第6号を申し上げます。  日程第1 議案第60号、議案第61号、議案第66号及び議案第68号について  日程第2 議案第62号、議案第64号及び議案第65号について  日程第3 議案第63号について  日程第4 議案第69号について  日程第5 陳情第2号について  日程第6 議員議案第4号について  日程第7 会議録署名議員の指名について  以上であります。 △議案第60号、議案第61号、議案第66号及び議案第68号の委員会審査結果報告、質疑、討論、採決 ○斎藤伸幸議長 日程第1、議案第60号、議案第61号、議案第66号及び議案第68号についてを一括議題とし、総務水道常任委員会の審査結果について報告を求めます。  総務水道常任委員長。                 〔筒井 巌総務水道常任委員長登壇〕 ◎筒井巌総務水道常任委員長 総務水道常任委員会の審査結果についてご報告申し上げます。  本委員会に付託された議案は、議案第60号「消費税率及び地方消費税率引上げに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」、議案第61号「日光市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第66号「日光市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第68号「財産の取得について[今市・藤原消防団消防ポンプ自動車整備事業]」の4件であります。  審査は、去る6月6日、市長、副市長、教育長及び関係部課長等の出席のもと行いました。  議案第60号については、財務部長から説明を受け、質疑、討論の後、採決を行った結果は全会一致原案可決であります。  次に、議案第61号については、選挙管理委員会事務局長から説明を受け、質疑、討論の後、採決を行った結果は全会一致原案可決であります。  次に、議案第66号及び議案第68号については、消防長から説明を受け、質疑、討論の後、採決を行った結果は、いずれも全会一致原案可決であります。  以上で審査結果についての報告を終わります。 ○斎藤伸幸議長 委員長の報告が終わりました。  これより委員長報告に対する一括質疑を行います。  質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○斎藤伸幸議長 質疑なしと認め、一括討論を行います。  本案については、討論の通告がありませんので、これより採決いたします。  議案第60号「消費税率及び地方消費税率引上げに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」の委員長報告原案可決であります。本案について原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。                 〔各議員、表決〕 ○斎藤伸幸議長 押し間違いはありませんか。  なしと認め、採決を確定します。  賛成多数であります。  よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。  議案第61号「日光市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の委員長報告原案可決であります。本案について原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。                 〔各議員、表決〕 ○斎藤伸幸議長 押し間違いはありませんか。  なしと認め、採決を確定します。  賛成全員であります。  よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。  議案第66号「日光市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について」の委員長報告原案可決であります。本案について原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。                 〔各議員、表決〕
    斎藤伸幸議長 押し間違いはありませんか。  なしと認め、採決を確定します。  賛成全員であります。  よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。  議案第68号「財産の取得について[今市・藤原消防団消防ポンプ自動車整備事業]」の委員長報告原案可決であります。本案について原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。                 〔各議員、表決〕 ○斎藤伸幸議長 押し間違いはありませんか。  なしと認め、採決を確定します。  賛成全員であります。  よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。 △議案第62号、議案第64号及び議案第65号の委員会審査結果報告、質疑、討論、採決 ○斎藤伸幸議長 日程第2、議案第62号、議案第64号及び議案第65号についてを一括議題とし、市民福祉教育常任委員会の審査結果について報告を求めます。  市民福祉教育常任委員長。                 〔青田兆史市民福祉教育常任委員長登壇〕 ◎青田兆史市民福祉教育常任委員長 市民福祉教育常任委員会の審査結果についてご報告申し上げます。  本委員会に付託された事件は、議案第62号「日光市税条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第64号「日光市災害弔慰金支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第65号「日光市たんぽぽ広場条例の一部を改正する条例の制定について」の3件です。  去る6月6日に、市長、副市長、教育長及び関係部課長等の出席のもと審査を行いました。  議案第62号につきましては、財務部長から説明を受け、質疑、討論の後、採決を行った結果は全会一致原案可決であります。  次に、議案第64号につきましては、健康福祉部長から説明を受け、質疑を行いました。その主な内容について申し上げます。「災害援護資金貸付利用状況は」との質疑に対し、「平成27年9月10日の関東・東北豪雨による災害で1人の方に貸し付けており、3年据え置きなのでこれから償還が始まる」との答弁がありました。  また、「市長が特別の理由があると認めたときは、保証人を立てなくてもよいとなっているが、どのような場合か」との質疑に対し、「事実上、親族がいない方や災害規模が大規模になり、保証人になる方も被災されているような状況を想定している」との答弁がありました。  討論の後、採決を行った結果は、全会一致原案可決であります。  次に、議案第65号につきましては、健康福祉部長から説明を受け、質疑、討論の後、採決を行った結果は全会一致原案可決であります。  以上で審査結果についてのご報告を終わります。 ○斎藤伸幸議長 委員長の報告が終わりました。  これより委員長報告に対する一括質疑を行います。  質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○斎藤伸幸議長 質疑なしと認め、一括討論を行います。  本案については、討論の通告がありませんので、これより採決いたします。  議案第62号「日光市税条例の一部を改正する条例の制定について」の委員長報告原案可決であります。本案について原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。                 〔各議員、表決〕 ○斎藤伸幸議長 押し間違いはありませんか。  なしと認め、採決を確定します。  賛成全員であります。  よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。  議案第64号「日光市災害弔慰金支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の委員長報告原案可決であります。本案について原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。                 〔各議員、表決〕 ○斎藤伸幸議長 押し間違いはありませんか。  なしと認め、採決を確定します。  賛成全員であります。  よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。  議案第65号「日光市たんぽぽ広場条例の一部を改正する条例の制定について」の委員長報告原案可決であります。本案について原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。                 〔各議員、表決〕 ○斎藤伸幸議長 押し間違いはありませんか。  なしと認め、採決を確定します。  賛成全員であります。  よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。 △議案第63号の委員会審査結果報告、質疑、討論、採決 ○斎藤伸幸議長 日程第3、議案第63号についてを議題とし、観光産業建設常任委員会の審査結果について報告を求めます。  観光産業建設常任委員長。                 〔荒川礼子観光産業建設常任委員長登壇〕 ◎荒川礼子観光産業建設常任委員長 観光産業建設常任委員会の審査結果についてご報告申し上げます。  本委員会に付託された議案は、議案第63号「日光市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」の1件です。  去る6月6日に、市長、副市長、教育長及び関係部課長等の出席のもと審査を行いました。  議案第63号については、建設部長から説明を受け、質疑、討論の後、採決を行った結果は全会一致原案可決であります。  以上で審査結果についてのご報告を終わります。 ○斎藤伸幸議長 委員長の報告が終わりました。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○斎藤伸幸議長 質疑なしと認め、討論を行います。  本案については、討論の通告がありませんので、これより採決いたします。  議案第63号「日光市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」の委員長報告原案可決であります。本案について原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。                 〔各議員、表決〕 ○斎藤伸幸議長 押し間違いはありませんか。  なしと認め、採決を確定します。  賛成全員であります。  よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。 △議案第69号の委員会審査結果報告、質疑、討論、採決 ○斎藤伸幸議長 日程第4、議案第69号についてを議題とし、予算審査特別委員会の審査結果について報告を求めます。  予算審査特別委員長。                 〔齋藤文明予算審査特別委員長登壇〕 ◎齋藤文明予算審査特別委員長 予算審査特別委員会の審査結果についてご報告申し上げます。  去る6月6日に審査した事件は、本委員会に付託された議案第69号「令和元年度(2019年度)日光市一般会計補正予算(第1号)について」の1件であります。  市長、副市長、教育長及び関係部課長等の出席のもと、審査を行いました。  審査の方法は、歳入についての説明、質疑の後、歳出についての説明、質疑といたしました。  歳入歳出それぞれ財政課長から説明を受け、質疑、討論の後、採決を行った結果は全会一致原案可決であります。  以上で審査結果についての報告を終わります。 ○斎藤伸幸議長 委員長の報告が終わりました。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○斎藤伸幸議長 質疑なしと認め、討論を行います。  本案については、討論の通告がありませんので、これより採決いたします。  議案第69号「令和元年度(2019年度)日光市一般会計補正予算(第1号)について」の委員長報告原案可決であります。本案について原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。                 〔各議員、表決〕 ○斎藤伸幸議長 押し間違いはありませんか。  なしと認め、採決を確定します。  賛成全員であります。  よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。 △陳情第2号の委員会審査結果報告、質疑、討論、採決 ○斎藤伸幸議長 日程第5、陳情第2号についてを議題とし、総務水道常任委員会の審査結果について報告を求めます。  総務水道常任委員長。                 〔筒井 巌総務水道常任委員長登壇〕 ◎筒井巌総務水道常任委員長 総務水道常任委員会に付託されました陳情第2号「国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める陳情」の審査結果について、ご報告申し上げます。  本陳情は、去る6月6日に審査を行いました。審査においては、「将来世代の負担軽減少子化対策、また社会保障費の充実としての低所得者高齢者を支援する財源として使い道が決まっているものである。これからの少子高齢化に向けての社会保障費の増加を考えると、必要な増税分ではないか」との意見や、「社会保障費も含め、どう財源を確保するか考えると、国は消費税増税せざるを得ない。将来の若い世代に負担を残さないためにも消費税増税と考える」との意見がありました。  本陳情の採択について採決を行った結果、賛成なしで不採択とすべきものと決定いたしました。  以上で陳情第2号に係る審査結果についてのご報告を終わります。 ○斎藤伸幸議長 委員長の報告が終わりました。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○斎藤伸幸議長 質疑なしと認め、討論を行います。  本陳情については討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  17番、福田道夫議員。                 〔17番 福田道夫議員登壇〕 ◆17番(福田道夫議員) 日本共産党福田道夫です。私は、共産党市議団を代表し、陳情第2号「国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める陳情」について採択を求める立場から討論を行います。  6月6日に開催された総務水道常任委員会の審査において、社会保障制度子育て支援財源確保のためには増税はやむを得ないなどの理由で不採択となりました。この陳情は、暮らし地域経済が大変深刻な状況であるときに税率を10パーセントに引き上げれば、1世帯当たり約8万円の増税となること、こうした状況で引き上げれば大不況が再来すること、消費税はそもそも所得が少ない人ほど負担が重く、貧困と格差を拡大する税制であること、増税するのではなく税金の集め方、使い方を見直し、大企業や富裕層を優遇する不公平税制をただすべきであること、そして10月の消費税10パーセントへの引き上げ中止を求める意見書を政府に送付することを求めています。  政府は、社会保障でも教育でも財源といえば消費税と繰り返しています。消費税が5パーセントから8パーセントへの引き上げのとき、安倍首相は「3パーセント分は社会保障のため」と言っていましたが、社会保障に使われたのはわずか1パーセントでした。1989年の消費税導入時から2018年度までの消費税収は累計372兆円です。1989年度以降の法人3税の税率引き下げによる減収額は累計291兆円となっており、ほとんどが法人税の減税の穴埋めに使われたのが実態です。消費税頼みではいつまでたっても社会保障も教育も財政もよくなりません。  社会保障では、低所得者後期高齢者医療保険料大幅値上げ生活保護費の一層の切り下げ、マクロ経済スライドによる年金実質減額など国民負担増給付削減が進められています。社会保障のためという消費税増税の口実は完全に崩壊しているのではないでしょうか。安倍首相が導入する幼保無償化給食費が対象から外されるなど、ふれ込みは立派ですが、中身が不十分であることは明らかです。安倍首相の言う全世代型社会保障なるものの正体は、全世代の暮らしの切り捨てではないでしょうか。  消費税率10パーセントの増税は家計を直撃し、消費不況をさらに深刻にします。今消費税を賛成の人も含めて、今度の10パーセント増税には異議ありという声が広がっています。セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文名誉顧問は、「今のタイミングで消費税を上げたら、間違いなく消費は冷え込む。企業倒産増加、失業率上昇の危険がある」と警鐘を鳴らしています。まさにそのとおりではないでしょうか。消費税率引き上げに対して、映画監督山田洋次さんや作家の室井佑月さんなど著名人、有名人が呼びかけ人となり、10月消費税10%ストップ!ネットワークが結成され、全国各地増税反対の声も広がっています。  財源は消費税しかないのでしょうか。消費税に頼らない別の道があります。アベノミクスで大もうけした大企業や富裕層に応分の負担を求めれば、10パーセント増税などしなくても社会保障の財源はつくれます。大企業にせめて中小企業並みに税金を払ってもらえれば、年間4兆円の財源です。富裕層の株取引に欧米並みの課税をすれば、年間1.2兆円生み出すことができます。さらに、軍事費や米軍への思いやり予算辺野古米軍基地建設の費用、政党助成金などの税金の使い方を正すことも大切ではないでしょうか。政府は、消費税増税社会保障のためなどと言いながら、実際の税金の集め方や使い方で大企業や富裕層を優遇し、アメリカにも大盤振る舞いです。財界、大企業やアメリカばかりを見た政治のゆがみを正すことこそ必要です。  国内景気について、景気動向指数が3カ月連続で悪化し、内閣府は基調判断を下向きに修正しました。中国経済の減速などが要因とされています。世界経済とのかかわりでも、今やるべきは外需頼みではなく、国内需要、とりわけ家計を温めて日本経済の足腰を強くすることです。必要な経済対策は先に挙げた消費税増税によらない財源を暮らし応援に使うことです。景気の足腰を破壊する消費税増税は論外であります。  よって、10月からの消費税10パーセントへの増税は中止すべきです。  以上で陳情第2号「国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める陳情」について採択を主張し、討論を終わります。議員各位のご賛同をお願いいたします。 ○斎藤伸幸議長 討論を終結し、これより採決いたします。  陳情第2号「国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める陳情」の委員長報告は不採択であります。お諮りいたします。本陳情を採択することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。                 〔各議員、表決〕 ○斎藤伸幸議長 押し間違いはありませんか。  なしと認め、採決を確定します。  賛成少数であります。  よって、陳情第2号は不採択と決まりました。 △議員議案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○斎藤伸幸議長 日程第6、議員議案第4号についてを議題とし、提出者の説明を求めます。  19番、山越梯一議員。                 〔19番 山越梯一議員登壇〕 ◆19番(山越梯一議員) 議員議案第4号「新たな過疎対策法の制定に関する意見書の提出について」説明いたします。  我が国の過疎対策は、昭和45年に過疎地域対策緊急措置法が制定されて以来、4次にわたる特別措置法の制定により、総合的な過疎対策事業が実施され、過疎地域における生活環境の整備や産業の振興など一定の成果を上げたところであります。しかしながら、依然として多くの集落が消滅の危機に瀕していることは当市においても例外ではなく、過疎地域に対する総合的かつ積極的な支援の重要性はますます高まっていると言っても過言ではありません。現行の過疎地域自立促進特別措置法は令和3年3月末をもって失効することになります。  過疎地域がそこに住み続ける住民にとって安心・安全に暮らせる地域として健全に維持されることは、同時に国民全体の安心・安全な生活に寄与するものであり、また過疎地域が果たしている多面的・公益的機能を今後も維持していくためには、引き続き総合的な過疎対策を充実・強化させることが必要であります。このようなことから、新たな過疎対策法の制定を強く要望する意見書を提出するものであります。  議員各位のご賛同をいただきますようお願い申し上げて、説明といたします。 ○斎藤伸幸議長 提出者の説明が終わりました。  本案については、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○斎藤伸幸議長 ご異議なしと認め、質疑、討論の後、採決いたします。  これより質疑を行います。質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○斎藤伸幸議長 質疑なしと認め、討論を行います。                 〔「原案賛成」と呼ぶ者あり〕 ○斎藤伸幸議長 討論を終結し、これより採決いたします。  議員議案第4号「新たな過疎対策法の制定に関する意見書の提出について」は、原案のとおり提出することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。                 〔各議員、表決〕 ○斎藤伸幸議長 押し間違いはありませんか。  なしと認め、採決を確定します。  賛成全員であります。  よって、議員議案第4号は原案のとおり提出することに決まりました。 △会議録署名議員の指名 ○斎藤伸幸議長 日程第7、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員に  18番 瀬 高 哲 雄 議員  19番 山 越 梯 一 議員 を指名いたします。 △閉会の宣告 ○斎藤伸幸議長 以上で今定例会に付議された事件は全て議了いたしました。  これをもちまして令和元年6月日光市議会定例会を閉会いたします。                                      (午前10時36分)...